株式会社モリタ東京製作所

DXやシステムがあっても、
企業は『ヒト』。
イマできることを全力で
楽しんでください。

S.K
埼玉大学大学院 理工学研究科
技術開発部

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入社のきっかけは何ですか。
大学の研究室で当社と共同研究を行ったことが入社のきっかけです。私が研究室に入った年に弊社から提案された研究テーマを私が担当しました。
その研究テーマとは、今までドクターが目視で行っていた義歯の色合わせ作業(シェードテイキングといいます)をヒト作業によるバラツキをなくし、かつ正確な情報として義歯の製作を行う技工士に伝えるためのアルゴリズムを作成するという内容でした。

当時、歯科はおろか医療機器についてほとんど知らなかったので、まさか自分が将来医療機器の開発に携わるとは思ってもいませんでした。就職活動中も当時の研究を継続することは考えておらず、大手の家庭用機器メーカーが第一志望でした。しかし、その企業とは縁がなく、悩んでいた時に教授から「モリタ東京製作所を受けてみれば」とご提案いただき、教授から共同研究担当者を通じて急遽の面接となりました。
当時の採用担当責任者が、共同研究の内容まで把握しており、就職活動でよくある質問などを受けることなく、雑談の最中に「先に言っておくと内定だから」と発言し、びっくりしたことを今でも覚えています。自分が将来何を作りたいという強い思いがなかった私は、縁を感じて入社を決めました。

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設計開発をする上で大切にしているものは何ですか。
若い時は設計仕様を達成するモノづくりを考えていました。その後、さまざまな製品や研究テーマを担当することで、どのようにお客様がご使用されるか、どんなことをお客様に提案できるかを考えてモノ作りするようになりました。つまり、仕様の根本にある製品そのものの価値を考えて設計するようになりました。
私は幸運にもまだ歯科業界にはない、大きく言うと世の中にない製品を生み出す研究職に近い業務を担当していましたので、より深く使用される方々を意識するようになったのかもしれません。
その中で最先端であることが必ずしも良いモノではなく、古くからあるモノには継続されている理由があり、それを継承し続けていくことも必要な時があることを学びました。設計開発していく上で、お客様に喜ばれる製品であることを目標として、それには新しい技術・古くからの技術にこだわるのではなく、継承していくべき機能と新しく価値を提案していくものを見極めていくことを常に意識しています。

志望してくださるみなさまへ

ここ数年、企業紹介者として大学の学生の前に立つ機会をいただいており、その際に最後の締めくくりとしてお伝えしている内容をご覧いただいた学生へのメッセージとさせていただきます。『DXや優秀なシステムがあっても、企業はヒトです。モノがあってもヒトがいないと継続しない。イマできることを全力で楽しんでください。』
私は学生時代、親からの仕送りはなく、奨学金とアルバイトで生活しておりました。ティーチングアシスタント・コンビニ店員・家庭教師・塾講師・居酒屋・銀行の電球交換など1日に2つの掛け持ちは当たり前の生活を送ってきました。
どのようなアルバイトでも今思えば学ぶことがありました。それは教師の面でもあり反面教師の面でもありました。大学生は社会に出るまでの準備期間の意味合いを持っていると思います。この大事な期間をどのように過ごすかみなさん次第です。なんでもいいです。興味をもってイマできることを全力で楽しんだ人は企業側からは熱意を感じ魅力的な人材にうつっています。